1mのショートパットが外れる方はこれが原因!?
「ショートパットがよく右に外れる」
「ショートパットがよく左に外れる」
「ショートパットが入らない」
など上記に心当たりのある方必見です。
なぜこんな短い距離を外すのか?
「ストロークが悪い」
「グリップが間違っている」
「体が動いている」
「頭を上げるのが早い」
「芯が外れている」
などなど、原因はひとつではありませんがその中でも最も大きな要因があります。
それは、パターの長さとライ角があなたのアドレスに合っていないことが考えられます。
本題に入る前に知っておきたい法則があります。
ドライバーやアイアンショットと違いパターだけに限っていうと、ボールが飛び出していく方向を決めるのはストロークの軌道ではなくインパクト時のフェイスの向きで決まります。
例えばインサイドアウトにプッシュ気味に打っても、アウトサイドインにカット気味に打ってもインパクト時にフェイスがカップにスクエアに打てばカップに対して真っ直ぐに飛ぶ出していきます。
すなわち方向を決めるのはストロークではなくフェイスの向きなのです。
これを逆に言い換えると(ラインがストレートだと仮定すると)1mのパットが外れるのはアドレス時(またはインパクト時)にフェイスがカップと違う方向を向いているということが言えます。
その主な原因はパターのライ角が影響しています。
トウ側が浮いた状態ではフェイスはターゲットに対して左を向いており、ヒールが浮いた状態ではフェイスはターゲットに対して右を向いています。
その状態でパッティングをすると、結果はフェイスが向いた方向にボールは飛び出していき、カップをはずれることになります。
この現象はショットと同じで、みなさんつま先上がりのフックとつま先さがりのスライスは日ごろから経験していると思います。
パターでこの現象を解消するには、自分が最も自然にアドレスした時にトウ側に十円玉1枚入るくらいのスペースが確保できるような正しいライ角と長さのパターを選ぶことです。
カップインするための第一段階として、アドレスでフェイスが正しくカップを向いているパターを選択すればカップインの確率は数倍にもアップするでしょう。
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