みなさんハードスペックを使いすぎですよ~

私は仕事上年間に3000人以上のゴルファーの方のスイングと使用クラブを診断およびフィッティングを行ています。

その経験の中で間違いなく言えることは、みなさんハードスペックを使い過ぎ、だと思います。

60歳を過ぎたシニアゴルファーはヘッドスピードが40m/s前後の方が多いのですが、使っていいらっしゃるクラブを拝見すると(数年前に購入されたと思われますが)シャフトの重さは60g台、硬さはS、ロフトは9.5°、総重量は300~310g超、というようなスペックを使っている方を多く見かけます。

ご本人はいたって普通に「軽いクラブを使ってるよ」とおっしゃっていますがほとんど例外なく「最近飛ばなくなった」と口にされていらっしゃいます。

一般的に上記スペックはハードスペックであり、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーには向いておりません。

ヘッドスピードがクラブを購入した時より遅くなってきているにもかかわらず、当時のスペックを使い続けているとどうなるか?

「飛距離が落ちてきた」
    ↓
「もっと飛ばしたい」
    ↓
「ヘッドスピードを上げる必要がある」
    ↓
「腕に力が入る」
    ↓
「上体(腕)で振るようになる」
    ↓
「軌道がアウトサイドイン(カット打ち)になる」
    ↓
「ヒールでヒットしたスライス球になる」
    ↓
「ますます飛距離が出なくなる」
    ↓
「飛ばそうとしてさらに腕に力が入る」

という悪循環に陥ってしまう可能性が大です。

これを解消するには、「軽量」「長尺」「柔らかめ」のクラブに思い切ってかえていただくことで

「力みがとれる」
    ↓
「インサイドインの最適スイング軌道が得られやすい」
    ↓
「スライスからドローボールに替わる」
    ↓
「ますます飛距離アップ」

というプラスの循環で飛距離とスコアアップを実現することが可能になります。

これを機に思い切ってソフトスペックに替えていきましょう。

この記事がお役に立った場合はクリックして下さい!!
1日1回クリックして頂けたらとてもうれしいです m(。_。;))m ペコペコ…


人気ブログランキングへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です