日別アーカイブ: 2019年9月13日

自分で自分をティーチングする技術/マジェスティ試打会at阪神ゴルフセンター大正店

今日は朝から雨模様☔

気温も30°を下回って徐々に秋の気配が感じられる今日この頃です。

ちょうど1週間前に発売されたマジェスティゴルフのNEWモデル「マジェスティロイヤル」が大好評です。

本日は阪神ゴルフセンター大正店にて試打&販売会を行っております。

今後のスケジュールはこちらからご覧ください。

さて今日の内容はゴルフが上達する過程での非常に重要な話です。

『自分で自分をティーチングする技術』

つまり自分のスィングを自分で客観的に分析し、悪いところを自分で矯正するというテクニックです。

ゴルフの上達が早い人、遅い人の決定的な違いはこれができるかどうかで決まる、と言っても過言ではありません。

実際のゴルフコースや練習場で自分の打ったボールが

「思い通りに真っ直ぐ飛んで行った」
「狙ったところよりも大きく左に飛び出していって、しかもどフック」
「ドローを打つつもりが右に大きくスライス」

などなど、思い通りのボールが打てた時や狙いに反して大きく曲がってしまった時など、思い通りにいかないのがゴルフの難しさですよね?

「アレっおかしいな~」って首をかしげていませんか?

ここで重要な事、それはボールが飛んでいく現象にはすべて明確な「原因」があるということです。

その原因を自分で発見そして分析できれば上達が早くなることは明らかですよね?

ボールの飛び出していく方向とボールがどういう方向に曲がるかを決定する最大の要因である「ヘッド軌道」と「フェイス角」の関係について詳しく説明していきます。

まずは下の画像をご覧ください。

ゴルフのショットで打ち出される球筋はこの9種類に分けることができます。
(実際はボールの高さを3種類に分類して27種の弾道とも言いますが今回はわかりやすく左右9種の弾道だけで説明します)

ドライバーショットでもアイアンショットでもいいのですが、自分が打出したい方向を決めショットした球は➀~➈のどれかにあてはまるはずです。

まず「ヘッド軌道」とはダウンスイングからフォロースルーにかけてゴルフヘッドが通る道筋のことです。

通常アウトサイドイン(ボール軌道➀➁➂)、インサイドイン(ボール軌道➃➄➅)、インサイドアウト(ボール軌道➆➇➈)の3種類に分けられます。

そして「フェイス角」とはヘッド軌道に対してのクラブフェイスの向きのことです。

フェイス角も3種類に分けることが出来、フェイス角によって飛び出したボールがその後左に曲がるのか(フック)、真っ直ぐに飛んでいくのか(ストレート)、右に曲がるのか(スライス)が決定されます。

上の図でいくとインパクトの瞬間にフェイス角が軌道に対して内側を向いている(クローズ)とボール軌道➀➃➆、同じ方向を向いている(スクエア)とボール軌道➁➄➇、外側を向いている(オープン)とボール弾道➂➅➈になります。

これは飛球法則といって、タイガーウッズが打ってもあなたが打っても初心者が打っても必ず同じ結果が出る普遍の法則です。

※注意
最近、新飛球法則=Dプレーンたるものが論じられております。
私もスカイトラックを使用しての試打会、過去マルマンマルチモーションでのフィッティング、日々のスカイトラックを使用しての試打会、過去数万人のゴルファーのスイング診断などで検証を行っておりますが、このブログ記事の内容で間違いありません。
ただし、パターには当てはまりませんのでご注意を!

つまり人にスイングをチェックしてもらわなくても、自分が打出したボールの行方を見るだけでボールの行方を決定付ける最大の要因である「ヘッド軌道」と「フェイス角」の現状が瞬時にわかるわけです。

ではもう一度同じ画像を添付しますので、弾道によるスイング解析をしてみましょう。

➀の弾道が出た場合(プルフック)
スイング軌道:アウトサイドイン
フェイス角:クローズ

➁の弾道が出た場合(プルストレート)
スイング軌道:アウトサイドイン
フェイス角:スクエア

➂の弾道が出た場合(プルスライス)
スイング軌道:アウトサイドイン
フェイス角:オープン

➃の弾道が出た場合(ドロー)
スイング軌道:インサイドイン
フェイス角:クローズ

➄の弾道が出た場合(ストレート)
スイング軌道:インサイドイン
フェイス角:スクエア

➅の弾道が出た場合(フェード)
スイング軌道:インサイドイン
フェイス角:オープン

➆の弾道が出た場合(プッシュフック)
スイング軌道:インサイドアウト
フェイス角:クローズ

➇の弾道が出た場合(プッシュストレート)
スイング軌道:インサイドアウト
フェイス角:スクエア

➈の弾道が出た場合(プッシュスライス)
スイング軌道:インサイドアウト
フェイス角:オープン

というスイング分析になります。

スイング軌道、フェイス角の修正については次の機会にじっくりと話をしますが、とにかく自分の現状を把握することが修正・矯正への第一歩となりますので1球1球常にスイング軌道とフェイス角の関係を意識して分析を心がけてください。

ボールは正直です。

曲がった原因はすべて自分の打ったボールが答えを導き出してくれます。

最後に今回の分析を正しいものにするために欠かせないこと!

それはボールを打つ際のセットアップでボールを打ち出すターゲットを毎回必ず決める事です。

ターゲットがあいまいだと狙いより左に行ったのか、右に行ったのか、または狙い通りにいったのか分析が出来ないのでこれは必須条件ですね!

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