こんにちは今日はマルマンのイベントが休みなので事務所のクーラーの効いた部屋で静かにブログを書いています。
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯で畑岡 奈紗選手がぶっちぎりで優勝しましたね!
いやあ立派でした👏
ところで女子プロのドライバー飛距離は「なぜあんなに飛ぶんですか?」って聞かれることが本当に多いです。
女子プロのヘッドスピードは平均40~43m/sくらいだと言われており、男子のアマチュアゴルファーの平均ヘッドスピードとほぼ同じなのに、平均飛距離は女子プロの方が30ヤードくらい飛んでいます。
当然腕力やパワーは男子の方が勝っているはずなのに、なんで???
そう思えば思うほど力が入って、ますます飛ばなくなり、大きく曲がってしまう、ってことは誰もが経験したことがあると思います。
女子プロがアマチュア男子より飛ぶ理由は、
「ミート率(スィートスポットで打っている)が高い」
「インパクト後にヘッドが加速している」
「スピン量が少なくランが多い」
「打出角度が最適」
「ボールが捕まったドローボールを打っている」
などなど、理由はひとつではなく上記のほとんどは正しいと思うのですが、決定的な違いはボールの飛距離を決定する最も重要な要素である『ボール初速』が早い事が最大の飛ぶ理由です。
ヘッドスピードを上げれば飛距離も伸びると思われてるゴルファーの方は多いと思いますが、例えば同じヘッドスピードで同じようにクラブの芯でボールを捉えてもボール初速が違ってくることはよくあることです。
つまりヘッドスポードを上げるのではなく、ボール初速を上げないと飛距離は伸びません。
ではなぜ同じヘッドスピードなのに女子プロはあんなにボール初速が速いのか?
一言でいうとヘッドの遠心力(エネルギー)を最大限に使っているからです。
よく例えで言われますが、時速60km/h トラックと同じく時速60km/h の軽自動車が壁にぶつかった場合、どちらの衝撃が大きいか考えるとわかるように、車両重量の大きいトラックの方がエネルギーが大きいので衝撃力も大きくなります。
このトラックの大きいエネルギーがゴルフのスイングで言う遠心力にあたります。
ゴルフのスイングは極端に言うとゴルフクラブの回転運動になります。
軽いシャフトに重いヘッドが付いて回転しているので、当然先のヘッドには遠心力がかかってきます。
アドレス後のバックスイングからトップそしてインパクトからフォロースルーにかけてヘッドの遠心力はすべて同じではなく最大になる時があり、またその最大の力を最も大きくそして最も大きくなった時にインパクトを迎えることが出来ているから、女子プロはボールへ伝わる衝撃力が強く、初速が速く飛び出していってあんなに飛ぶわけです。
遠心力を最も大きくする要素としては
「スイングアークを大きくする」
「グリップや腕の力を極力抜く」
などが効果的です。
そして最も遠心力の大きくなった時にインパクトを迎える要素としては
「左腕とシャフトが一直線になった瞬間にインパクトを迎える」
事が重要となります。
逆にいうと一般アマチュアの場合はいわゆるグリップのコックが早くほどけてしまい、インパクトを迎える前に遠心力が頂点を迎えインパクトの際には力が減少しているというスイングになっている場合が多く、ヘッドの力がボールに思うように伝わらずボール初速もあまり上がらないという結果になっています。
インパクトも迎える寸前までシャフトが左腕と一直線になるのを我慢し、「一直線になった瞬間にインパクトをする」というイメージを持つことが大事で、それだけでスイングのリズムがかなり変わってきます。
また、右肩が早く突っ込んでしまう、という癖のある方の矯正にも役立つので是非これをイメージをしてスイングをしてみてください。
インパクトの時の音やボールの弾道が見違えるように変わります。
ボール初速が1m/s違うと4~7ヤード違うと言われていますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
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