「ゴルフは、ボールをカップに入れるゲームである。
あなたの14本のクラブの中で、ボールをカップに入れるのは、
パターだけであるのに、なぜパターの練習はおろそかにされるのだろうか」
数々の名言を残しているアメリカのプロゴルファー、ジャック・バークの言葉です。
他にもパターに関する主な名言を5つほど挙げてみましょう。
「パット・イズ・マネー」
この言葉は誰の名言?ということはありませんが、プロの世界ではいくらドライバーを派手に飛ばしてもアイアンでピンに寄せても、パターが入らなければ意味がありません。
パターの上手さで獲得賞金が変わるという意味です。
「届かなければ入らない(Never up never in)」
(トムモリス)
どんなパットでもカップに届かなければ何回打っても入らない。
カップに届く強さで打ちなさいという意味。
「パターが手からずり落ちそうになるくらい緩く握りなさい」
(ボビー・ロック)
これはこの言葉通りグリップは強く握るのではなくゆるく握りなさい、という緩さの例えの意味です。
「耳でパットせよ」
(ジャック・ホワイト)
打った後、顔を上げてボールの行方を追う(ヘッドアップ)のではなく、ボールがカップインするまでボールがあったところを見続けなさいという意味。
「ゴルフという不思議なゲームの中で、最も不思議なゲームはパッティングである」
(ボビー・ジョーンズ)
うーん?この言葉は奥深い言葉ですね?
以上、他にもたくさんある名言のなかから一部を紹介させていただきました。
当たり前の話ですが、ゴルフのスコアPAR72で考えると、単純にすべてパーオンしてパーを取った場合、ショットの数は36打、パッティングの数も36打でまったく同じであることがわかります。
アマチュアの場合は同じ数であることはあまりありませんが、少なくともショットの種類の中で一番打数を占めることは間違いありません。
しかし、ほとんどのゴルファーは練習場でのドライバーからアイアンショット、アプローチに大部分の練習時間を費やしている方がほとんどではないでしょうか?
またこれからゴルフを始める人や初心者の人にパッティングから教える人って見たことありません。
でも、冒頭ジャック・バーグの言葉の通り、「ゴルフはボールをカップに入れるゲーム」だし、一番使う回数(打数を最も占める)の多いクラブなのでパターから教えてもいいくらいだと思います。
初心者の人とコースを回る時、確かにミスショットも多いですが、短いパットを何回もはずしたり残った距離の倍以上打ってしまったり、という場面はよく見ますよね?
また、プロゴルファーのトーナメントで上位に来る人は間違いなくパットの調子のいい人です。
賞金ランキング上位のプロを見るとパット数のランキングとほぼ同じ感じのランキングになっています。
ショットは誰にも負けないくらい自信があったけどパットが下手だったためにツアーを引退した、というプロをたくさん知っています。
逆にパターが下手だけど常に優勝争いを演じているプロも見たことがありません。
アマチュアゴルファーでシングルプレイヤーの人は間違いなくパターが上手です。
「終わりよければすべてよし」
ということわざがありますが、やはりパターが上手な人はゴルフ全体すべてにおいて上手でスコアもいい、ということになりますね。
建物でも基礎が不安定だと倒れやすいですし、スポーツやビジネスにおいても基本、基礎ができていないとうまくいきません。
そういう意味で行くとゴルフの基礎基本はパター(パッティング)だと言えます。
私はゴルフというスポーツの中で、グリーンに乗せるまでのショットとグリーンに乗ってからのパッティングはまったく別物だと思っています。
プロのようなドライバーショットでの飛距離や切れのいいアイアンショットをまねることは難しいけれど、体力やパワーが関係のないパッティングだったら練習次第ではプロと同等になれるかもしれませんね。
みなさんのゴルフの上達を目的としているブログなので、今後もパターの発信を他の方よりも多く発信していくことを心がけて行きたいと思います。
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